神領支社ダイヤの裏側 ラッシュ時編

間隔が不定期で申し訳ございません。今回はだいぶあきましたが、神領のダイヤのラッシュ時編です。


余り動画でダイヤについて語れなかった(意図的な部分もあるんですが)ので、ちょっと神領のダイヤを見ていきましょうか。
前回は日中のパターンダイヤについて触れたので、今回はラッシュ時の余りパターン化していない時間帯ですね。


以下ネタバレを含みます

ラッシュ時に必要なこと

あくまで一般論です

本数・輸送力を確保する

日中時に比べてどうしても輸送力が不足しがちです。東京や大阪などの大都市圏では持てる限りの車両や設備を使って可能な限り本数を稼ぐことが必要になるでしょう。
神領支社ではラッシュ時では車内がクロスシートで詰め込めない京阪8000系を運休させ、ラッシュ時はロングシート主体の京急1000形をメインに走らせています。ちなみに、アルミの車両とステンレスの車両がいますが、基本的に共通運用としています。
設備面が弱い神領支社で輸送力を稼ぐための手法でもあります。(A9の車両数上限が100とかなり余裕があるからでもある)

通勤方向を考える

ラッシュ時の私鉄ではよくある考え方です。いわゆるベッドタウンから都市部に向けて集中的に本数を走らせます。
神領ですと、光が丘側がベッドタウンで柵川側が都市部になりますので、上り・柵川方面を最優先でダイヤを組んでいます。
逆にいうと光が丘方面に行く下り電車は上りを組んだ上でその折り返しからスジを引いています。また、折り返さずに三沢や四位堂に入庫させる運用も設定しています。

神領の朝ラッシュ時ダイヤ

[:W300]

赤 :特急
茶 :エアポート特急(以降エア特と表記)
橙 :準特急
薄青:急行
青 :エアポート急行(以降エア急と表記)
黒 :普通

運行形態

朝の6:30から9:30までの、一般に朝ラッシュ時と言われる時間帯の上りダイヤグラムです。
パターンダイヤ化されていないので概算ですが中央線系統は毎時普通2本に優等3本設定されています。現行の設備では限界に近い本数だったりします。

ラッシュ時には日中の主力である特急エア特の運行がなくなり、代わりに準特急急行が運行されることが大きな特徴です。それぞれ使用する車両が異なるため、ラッシュと日中の境目では多くの回送列車が運行され、光が丘や三沢、四位堂などからの出庫、入庫運用が入ります。

また、日中では行わない満弦ヶ崎や大府での追い越しも見られるなど、設備のフル活用が目立ちます。特に白銀市駅構内の線路の少なさや各務台〜大府間に待避線が無いことがダイヤの難易度をあげているようです。
ゲーム上では前の電車とぶつからないように努力はしていますが、どうしても一部では発生しています。まあ、ラッシュ時にはありがちな風景ということで見ていただければ幸いです。ちなみに、ラッシュ時では最大14編成の京急1000形が運行されますが日中の運用はエア急のみとなり、3編成で事足りますからあとの11編成はお昼寝しています。この辺はちょっと非現実的になってしまいましたね。

運行パターン

準特急はすべて光が丘から柵川までの運行です。各務台と複々線区間で普通を追い越します。緩急接続はいたしません。車両はすべて京急1000形です。
急行は光が丘から柵川・三沢に運行し、満弦ヶ崎と大府で普通と緩急接続を取ります。また、朝に2本小牧方面からの常盤台行きの設定があります。車両はすべて京急1000形です。
エア急は空港から学園都市までの運行。エア特の設定がないので毎時1本運転します。各務台で普通と緩急接続を取ります。車両はすべて京急1000形です。
普通は毎時2本の運行です。満弦ヶ崎・各務台と複々線区間で優等に追い越されます。中央線の車両は阪神1000系ですが、常盤台始発の学園都市行きのローカル運用に京急1000形が使用される場合があります。

ある程度のパターンはありますが、本数稼ぎを意識したダイヤになっています。

結局のところ

「カオスダイヤ」には程遠いかもしれませんがまあそれはそれ。現行の設備ではかなり無理がありました。神領の場合カオスというより整然としたダイヤと言ったほうが正しいのかもしれませんね。
30倍速という限られた時間では限度があるとはいえ、A9の「個別発車設定」さえあれば朝ラッシュの車両をそのまま日中でも使い、さらに夜にも使うということも可能になるなど夢が広がりング!!なダイヤが組めること間違えないでしょう。まあがんばれ。