動画制作の基本中の基本

長々とお休みしてしまいスミマセン。ここ数日体調を崩してまして更新が途絶えていました。
とりあえず本日をもって再開いたします。今後毎日更新出来ないかもですけどよろしくです。


さて、本題。どうやって動画を作るの?とかそんな話をするつもりは毛頭無いです。あくまで心構えや構成とか校正を後世に伝えたいと思います。
私が偉そうなことをうんたらかんたら言ってどうなの?って話なんですけどまあとりあえず自分のことは棚にあげて書いてみます。あくまで、再生数を少しでも伸ばしたいぜ!って人向けでちょっと厳しい物言いになっちゃうかもしれないですけど、少しでも生かしていただきれば幸いです。

ニコ鉄動画制作に必要な要素

構成力&文章力、あとセンス。

私の動画(Premireの)技術はニコ鉄では並レベルだと思います。私より上回ってる人はいくらでも居ます。逆に言えば、ある程度パソコンとかの知識に明るければ私レベルなんて簡単に出来ると思います。でもそれじゃ並の動画にしかならないよね??結局重要なのは、動画の技術よりも構成力とかそっち方面だよねって話です。
例えば、Premire(私の場合はPremire Elements 7.0)の技術なんて使ってれば覚えますから(笑) イラストとか路線図の技術はどちらかというと構成力・センスの方だと思います。いやーでも、Loasさんの臨空支社16回みたいに技術とその他両面から魅せる動画ってのはどうしても憧れてしまうんですがまあそれはそれ。

構成力

最近のニコ鉄動画を見てて総じて足りて無い要素の1つ。

他にも細かい気遣いの無さが見受けられる。

  • 車窓がカクカク(A9なら0.5倍速で録画、倍速をかければなんとかなる気がする)
  • 特にA8で車窓が後ろ向きでスタートする動画。(ちょっと設定すれば改善できるのに…)
  • 工事シーンで現在の場所がわからない、視点がグルグル回る(練習して撮り直す、サテライト等で工夫する)
  • 文字が見にくい、早い(見やすいなと思う他社の動画の表示時間でも参考にすると良いと思う)
    • 神領テロップは1行目6秒/2行目5秒(ただし実際には効果が掛かるためもう少し短い)

などなど、ちょっと今思い出した分だけですが、全部基本中の基本だと思うんですが。細かい演出(エフェクト)を凝る前にこういうところをなんとかしなきゃどうしようもない。
逆に、こういうトコロがしっかりしている動画は伸びてきてるよねって話。

逆に良い動画は…

  • グラフィック面で、何をしたいか伝わってくる
  • 今どこで何をしているかが、パッと見で分かる
  • 全体を通して統一感がある
  • 起承転結がハッキリしていて通しで見やすい

など、どれも単純な事に見えて難しいです。例えば頻繁に画面のレイアウト(色使いとか表示形式)が変わったりするのはやっぱり落ち着かない印象を与えますよね。特に神領では統一感を重んじていて、レイアウト面での大きな変更が頻発しないように気をつけています(今までの反省なんですけどねw)
もっと簡単な話で、「印象に残るOP」を毎回続けるだけで、だいぶ統一感を感じると思います。

文章力

ゲームのプレイ動画に必要なのは、面白い言い回しよりも「簡潔に説明できるか」が重要です。こんなことgdgd説明してるヒマがあったら先進めようぜーみたいな展開が結構目立ちますし、そうでなくても余計なことを喋りすぎて肝心なコトが抜けている、肝心なことが埋もれてるというのはありがちな話。目指せ「シークバーを使わせない動画」私はニコ鉄動画見るとき割と良くシークしちゃう人だったり。
簡単な作り方としては、文章を組んでみて余計な物を削るということでしょうか。私の場合はテロップが2行で38文字に制限されるので、なるべく1シーン(6秒)を38文字で表現しています。


説明のスタイルとしては登場人物の居ない語りと登場人物が居る場合で大きく2つに分類されるでしょうか。

居ない場合

私の動画では特に登場人物等はなく、語り部(特に明示してないですけど、うp主)のひとり語りで進んでいきます。私の場合は「株主への説明」に特化したい部分があり、余計な要素は省いて雰囲気を出すこと、また工事シーンなどではシンプルに説明することを念頭に置いています。

居る場合

逆に登場人物が居る場合は、やっぱりどうしてもテキストの総量が増えてしまうデメリットがあったり、版権キャラを使う場合は「うp主がそのキャラを熟知しているか」「視聴者が知っているか」も重要な要素となります。正直素人にはお薦め出来ないです。よくそのキャラを理解してない人がセリフを組むとどうしても違和感を感じてしまうんですよね。結局、登場人物を出すメリットは何か。やっぱり笑いが取りやすいということじゃないか、と思います。対々風待とか神嶺とかが好例でしょうか。
淡々と説明するだけなら、語りで十分、やっぱりトークは笑わせてナンボだと私は思うのです。
神領のプロット段階で検討していましたが、私は無理なので早々に諦めました(笑

センス

こればっかりはどうしようもない…と思ってたらそこで試合終了です。
私自身、あんまりセンス無い人間なのですね。じゃあどうするかと。日常生活や他社動画等、ありとあらゆるものをよく観察して少しでも使える演出を真似するこれに尽きます。完全なパクりはラブプラス急行の人に任せるとして、動画にしてほんの数秒、といった部分でいろいろと周囲を参考にしています。
デザイン面だと色使いだとか配置だとか、そこらに転がってるチラシを真似してみてもいいと思うんです。動画でも同じ、他社の動画で気に入った要素があったら自分なりにアレンジして動画に活かすって基本だと思います。(少なくとも私レベルの人間が)自分の世界に固執してたら良いものは作れません。

あと、BGMね。ボーカル付きの曲はボーカル無しの曲に比べて圧倒的に使いにくい うp主の方々なら分かってると思いますが、なんでもかんでも「みのりん」を流すとかアホです。主に過去の私の動画(ぉ
アクセントとして使う分にはすごい武器になるんですけどね。結局、「みのりん」に関しては神領では使いどころが見いだせず結局1回たりとも使用しませんでした。奈須支社第16話では、動画全部みのりんで作るとかいうアホなこともしてましたけどまあ要は使い方ですね、ハイ。
結局神領では、ゲーム・アニメのBGMの中でも比較的著名なモノをセレクトしています。まあ、BGMに違和感がない程度にはなったかなと。

おわりに

総じて言えることは、動画を作る上で労力を惜しまないこと。工事シーンで1つでも工事をミスったら撮り直しとか基本ですよね。そういう所から質を高めていっていただければ。
なんか長くまとまりのない文章になってしまいましたがこれで一区切りとします。

TNさんの東鳩急行電鉄株式会社あたりが良い教科書になるのでオススメしておきます。